採用情報
recruit

島根営業所
貞廣 高志さん

2012年入社
出身校/　山口県田布施農工高校

　島根営業所に勤務し、一般家庭に光ケーブルを引き込む工事を担当しています。
　一戸建ての場合、電柱上のクロージャーと呼ばれる黒い接続箱から光ケーブルを引き出し、家の外壁まで配線し金具で固定します。その後、電話回線の配管などを利用して宅内に入線し、終端装置につなぎます。配管がない場合は、エアコンダクトなどを利用することもあります。光ケーブルは曲げや衝撃に弱いため、線が折れないよう細心の注意を払わなければなりません。また、引込み線がなるべく視覚に入らないよう、見た目にも十分配慮が必要です。
　1件あたりの所要時間は、平均1時間前後。1日5件から6件の工事を行いますが、お客様にはあらかじめ工事の時間をお伝えしていますので、遅れないよう各現場では的確かつスムーズな作業が求められます。暑い夏や寒い冬場の工事は結構大変ですが、インターネットやTV、電話などの情報インフラを支えているこの仕事には大きなやりがいを感じています。また、工事が終了した時のお客様からいただく「ありがとう」の一言は最高です。去年結婚して、今年9月に息子が生まれました。今後は技術者として、また父親として、もっともっと良い仕事をしていきたいと思います。

山口営業所
大津 悠太さん

2011年 入社
出身校/　長崎日本大学高校

　山口営業所には、「宅内工事班」と「外線工事班」の2種類の作業班があり、私は外線工事班の仕事を先輩から引き継いでいるところです。それぞれの工事班の作業内容ですが、宅内工事班は大手通信会社様のインターネット回線を申し込まれたお客様宅の屋内へ光ケーブルを電柱側より入線を行い、終端装置(メディアコンバーター)を設置し接続を行う作業を行います。
　私が所属する外線工事班は、電柱間へのケーブルの敷設工事や電柱が建替えられた後、古い電柱から新しい電柱にケーブルを載せ替える工事を受け持ちます。工事に使える時間は予め決められているため、作業を開始する前に入念な準備と確認を行い、スムーズな工事ができるよう心がけます。
　高所での作業であり、またケーブルには張力が掛かっている為、最大限の注意を払いながら作業を行います。 連続で何本もの電柱にケーブルを載せ替えるケースでは、4、5名でチームを組み、高所作業車を数台使用して作業を行います。難易度が高い現場もあり、無事に作業を終えた時の達成感はひとしおです。
　またデスクワークでは、引き込み工事に必要な申請書や報告書の作成にあたります。関係各所への届け出やお客様からの電話対応も大切な仕事です。条件によっては開通までに２ヵ月以上かかる場合もありますが、その場合は電話でお客様へ解りやすく丁寧に説明を行いご理解の方頂いております。よりスムーズな開通工事のためにもお客様との信頼関係は大切です。
　今後は後輩スタッフへの指導にも力を入れたいと思っています。例えば自分が数年かかって覚えたことを1年程度で覚えれる様に「今一番いい方法」で後輩に伝えられたら理想です。自分自身も新たな資格を取得し、仕事の幅を広げるなど切磋琢磨していきます。

広島営業所
今津 はるみさん

2017年入社

　広島営業所で営業事務を担当しています。お客様に電話連絡をして開通工事の日程を調整し、工事に必要な資料をまとめます。お客様から要望事項がある場合は設計書にその旨を詳しく追記し、現場によって事前に掲示物等が必要な場合はその手配を行います。また、ご契約内容に関する調整事項は、通信事業者さまに対応していただくようお願いするケースもあります。開通工事でのトラブルを防ぎ、スムーズな作業ができるように準備することが私の重要な役割です。言葉遣いに気を配り、お客様が要望などを話しやすい雰囲気を作ろうと心がけています。
　また作業効率を高めるため、工事を同じエリアにまとめてスケジューリングすることも必要です。工事内容を確認し所要時間を考慮しながら、工事の順番を組み立てていきます。予め予定している工事以外にも、インターネットが使えなくなったという連絡を受け、復旧作業が必要になる場合もあります。上司と相談しながら、なるべく早く復旧作業に向かえるよう段取りをします。お客様の立場に立って、少しでも不安や不便の解消にあたれればと考えています。
　当社の良さは、各自の仕事への取り組みをきちんと評価してくれるところ。働きやすい環境に感謝しています。今後は通信関連の知識も高め、現場の方から頼られる調整役・補佐役になりたいです。

廿日市営業所
田中 剛志さん

2012年 入社
出身校/　徳山北高校

　大手通信事業者様から委託を受け、電柱の移設に伴う光ケーブルの張り替えや切替作業を主に担当しています。切替作業とは、新しく建てた電柱に新しい光ケーブルを敷設し、古いケーブルから新しいケーブルに接続し直す作業です。1本の光ケーブルには、最小1芯～最大1000芯の光ファイバーが入っており、すでにエンドユーザー様に引き込まれている回線もあります。その回線を傷つけてしまうと「断線」による通信サービスの停止につながってしまうため、とても慎重な作業が要求されます。携帯電話の基地局や銀行で利用されている回線の場合、ちょっとしたミスでも大きな問題となりますのでとても神経を使います。
　光ケーブルの接続には、光ケーブル心線を切断する為の工具（ファィバーカッター）や光ケーブル接続する為の機器（融着接続機）など専用の精密機器を使います、接続作業に慣れるまで経験が必要です。そして経験を積めば積むほど新しい気付きや発見が得られるため、自分自身の成長を肌で感じることのできる仕事です。電柱を建て、ケーブルを張り、接続をし開通工事を行う。それぞれの技術者が良い仕事をして、ネットワーク網を広げていくことが、この仕事の面白いところ、やりがいを感じるところだと思います。
　お客様主催の、光ケーブルの接続技術を競う大会に挑戦させていただき、昨年は中国5県で1位、今年は2位を取ることができました。でも当社にはもっとレベルの高い先輩方が大勢います。私も早く追いつけるよう、もっともっと技術力を磨いていきたいと思います。